後藤 明生/著 -- つかだま書房 -- 2019.2

タグ

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
一般資料 980.28 /コオ/ 00112043322 図書 貸出可 利用可 iLisvirtual

資料詳細

マーク種別 トーハンマーク
マーク番号 33886062
書名 笑いの方法
書名ヨミ ワライノ ホウホウ
副書名 あるいはニコライ・ゴーゴリ
著者名 後藤 明生 /著  
著者名ヨミ ゴトウ メイセイ  
版表示 増補新装版
出版地 東京
出版者 つかだま書房
出版年 2019.2
頁数・図版 327p
大きさ 22cm
一般注記 初版:中央公論社 1981年刊
ISBN 4908624063 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
ISBN(新) 9784908624063
本体価格 3700
NDC分類(8版) 980.28
NDC分類(9版) 980.2
著者紹介 (1932年4月4日~1999年8月2日)1932年4月4日、朝鮮咸鏡南道永興郡永興邑(現在の北朝鮮)に生まれる。旧制中学一年(13歳)で敗戦を迎え、「三十八度線」を超えて福岡県朝倉郡甘木町(現在の朝倉市)に引揚げるが、その間に父と祖母を亡くす。引揚げ後は旧制福岡県立朝倉中学校(48年に学制改革で朝倉高等学校に)に転入。当初は硬式野球に熱中するが、その後、「文学」に目覚め、海外文学から戦後日本文学までを濫読。高校卒業後、東京外国語大学ロシア語科を受験するも不合格。浪人時代は『外套』『鼻』などを耽読し、本人いわく「ゴーゴリ病」に罹ったという。53年、早稲田大学第二文学部ロシア文学科に入学。在学中の55年、「赤と黒の記憶」が第4回・全国学生小説コンクールに入選し、「文藝」に掲載。卒業後、一年間の就職浪人(福岡の兄の家に居候しながら『ドストエフスキー全集』などを読み漁る)を経て、学生時代の先輩の紹介で博報堂に入社。翌年、平凡出版(現在のマガジンハウス)に転職。62年、小説「関係」が第一回・文藝賞・中短篇部門佳作として「文藝」復刊号に掲載。67年、小説「人間の病気」が芥川賞候補となり、その後も「S温泉からの報告」「私的生活」「笑い地獄」が同賞の候補となるが、いずれも受賞を逃す。68年3月、平凡出版を退社し執筆活動に専念。73年に書き下ろした長編小説『挟み撃ち』が柄谷行人や蓮實重彦らに高く評価され注目を集める。また、古井由吉、坂上弘、黒井千次、阿部昭らとともに「内向の世代」の作家と称されるようになる。77年に『夢かたり』で平林たい子文学賞、81年に『吉野大夫』で谷崎潤一郎賞、90年に『首塚の上のアドバルーン』で芸術選奨文部大臣賞を受賞。そのほかに『笑い地獄』『関係』『円と楕円の世界』『四十歳のオブローモフ』『小説―いかに読み、いかに書くか』『蜂アカデミーへの報告』『カフカの迷宮―悪夢の方法』『しんとく問答』『小説の快楽』『この人を見よ』など著書多数。89年、近畿大学文芸学部の設立にあたり教授に就任。93年より同学部長を務め後進の育成に尽力。99年8月2日、逝去。享年67。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※内容紹介、著者紹介は(株)日販図書館サービスおよび
(株)トーハンのデータです。