井浪真吾 -- 文学通信 -- 202003

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
電子書籍 375.8 // 1410012582 その他 貸出可 利用可 iLisvirtual

資料詳細

マーク種別 KinoDen
マーク番号 KP00029774
書名 【電子資料】古典教育と古典文学研究を架橋する
副書名 国語科教員の古文教材化の手順
著者名 井浪真吾  
出版者 文学通信
出版年 202003
ISBN 4-909658-26-5 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
ISBN(新) 978-4-909658-26-5
NDC分類(8版) 375.8
件名 教育
内容紹介 古文テキストの教材化は、こうして行う。古典教育研究、古典文学研究の架橋を試み、生徒たちの古典教育を考える。「古典を勉強する意味ってあるんですか?」近年、こういった問いに対して応答する人が増えてきました。しかしその問いについて、古典文学研究者からの提言は「生徒の古典嫌い」をどう打開していくかに議論が集中し、教科書教材の面白い読み方、教科書に採録されていない古文テキストの紹介など、古典世界へのアプローチばかりが言い立てられています。そこでは「古典世界の奥深さ」「古典文学の魅力」など、古文テキストの価値は先験的に認めらており、学習の意義との回路が明示されることはありません。古典文学研究者にとって古典教育の世界は、授業作り提案と実践報告、学習指導要領解説で埋め尽くされている、研究者が踏み込めない世界と映り、教員は時間的な余裕もなく、古典文学研究の細分化や領域拡張もあり、自らとの間のに切実さが見えないものと映ってしまっています。では互いの相互疎外状況を変えていくにはどうすればいいのか。本書は、古典文学研究が明らかにしてきたものを生かし、古典教育研究や古典教育実践が明らかにしてきた古典教育の意義や目標と照合し、現在の古典教育をめぐる状況を踏まえながら、『宇治拾遺物語』を手掛かりに、教材化を試みた実践の書です。

※内容紹介、著者紹介は(株)日販図書館サービスおよび
(株)トーハンのデータです。