山本幸正 -- 早稲田大学出版部 -- 202002

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
電子書籍 910.26 // 1410012526 その他 貸出可 利用可 iLisvirtual

資料詳細

マーク種別 KinoDen
マーク番号 KP00029407
書名 【電子資料】松本清張が「砂の器」を書くまで
副書名 ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代
著者名 山本幸正  
出版者 早稲田大学出版部
出版年 202002
巻の書名 早稲田大学エウプラクシス叢書 21
ISBN 4-657-20904-7 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
ISBN(新) 978-4-657-20904-7
NDC分類(8版) 910.26
件名 文芸
内容紹介 清張はいかにして国民的作家になったのか ?!新進作家が地位と名誉とカネを手に入れ「現代の英雄」になるためには、マスコミの王者といわれた新聞で連載小説をヒットさせるのが近道だった。特に新聞が圧倒的存在感を示した1950年代は、そうであった。清張初の新聞小説「野盗伝奇」(1956年)は、共同通信の配信を通じて地方紙の夕刊に掲載された。新聞小説は掲載が夕刊か朝刊か。地方紙かブロック紙か、それとも全国紙かによって作家の成否を分けたと著者は分析する。読売新聞で1960年に連載が始まる「砂の器」により、清張は「現代の英雄」に大きく近づいた。とはいえ、全国紙から与えられた紙面は夕刊にすぎなかった。1000万人の読者数を誇るのは夕刊ではなく、朝刊だった。清張が超えなければならない壁は三つあった。一つは、全国紙の朝刊を占めていたベテラン作家たち。残る二つとは…。小説のうち今も最大の読者数を持つ新聞小説。その新聞小説と作家の深い関係に迫る著者の考察力は、学術書の領域を飛び越え、清張の推理小説に共通するスリリングさと展開力にあふれている。

※内容紹介、著者紹介は(株)日販図書館サービスおよび
(株)トーハンのデータです。