川本 三郎/著 -- 春秋社 -- 2018.7

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所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
一般資料 910.26 /カワ/ 00111901456 図書 貸出可 利用可 iLisvirtual

資料詳細

マーク種別 JPマーク
マーク番号 23088008
書名 「それでもなお」の文学
書名ヨミ ソレデモ ナオ ノ ブンガク
著者名 川本 三郎 /著  
著者名ヨミ カワモト サブロウ  
出版地 東京
出版者 春秋社
出版年 2018.7
頁数・図版 240p
大きさ 20cm
ISBN 4-393-44422-1 国立国会図書館 カーリル GoogleBooks WebcatPlus
ISBN(新) 978-4-393-44422-1
本体価格 2000円
NDC分類(8版) 910.26
NDC分類(9版) 910.26
件名 日本文学//歴史//昭和時代
内容細目 安吾の「ぐうたら」を裏打ちするもの 貧乏を愛した作家、林芙美子 「終戦日記」に見る敗戦からの復興 抑制の作家、永井龍男 「旧幕もの」の魅力 若者の青春と台湾現代史 ホームレスの行方 小さな地方都市で起きた大きな事件 出生の秘密の小説を書くこと 一条の光 言葉が不意に襲ってきた 森鷗外『阿部一族・舞姫』 古山高麗雄『湯タンポにビールを入れて』 水上滝太郎『銀座復興他三篇』 邱永漢『香港・濁水渓』 梶山季之『族譜・李朝残影』 荷風の描いた、快楽を肯定するひかげの女たち 芸者だった母への深い想い ひそやかな小宇宙 恢復のミューズ すぐ隣りにある犯罪 帰ってゆく父 森鷗外『澁江抽斎』 佐藤春夫「女誡扇綺譚」 芹沢光治良『巴里に死す』 野呂邦暢『諫早菖蒲日記』 伊藤整『変容』 断念から始まる 現代の農に生きる者 もうひとつの世界 善意の人たちを捨てた痛み 「家族」と「ひとり」 美と人生の幸福を見すえて 長塚節『土』 中山義秀『厚物咲』 宮地嘉六『老残』 尾崎一雄『暢気眼鏡・虫のいろいろ他十三篇』
内容紹介 文学は、生のはかなさをどのように描いてきたのか。坂口安吾から中島京子、山川方夫まで、日常の細部に根ざした「小さな言葉」で悲しみを語ろうとした作家がいた。人が生きることの原風景をたどる、珠玉の文芸評論。
著者紹介 1944年東京生まれ。東京大学法学部卒業。評論家。1991年に『大正幻影』(新潮社、岩波現代文庫)でサントリー学芸賞、1997年に『荷風と東京』(都市出版、岩波現代文庫)で読売文学賞、2003年に『林芙美子の昭和』(新書館)で毎日出版文化賞、桑原武夫学芸賞、2012年『白秋望景』(新書館)で伊藤整文学賞を受賞。著書に、『ロードショーが150円だった頃』(晶文社)、『成瀬巳喜男 映画の面影』『「男はつらいよ」を旅する』(いずれも新潮選書)、『サスペンス映画 ここにあり』(平凡社)、『映画の戦後』(七つ森書館)、『我もまた渚を枕』(ちくま文庫)、『ギャバンの帽子、アルヌールのコート』『東京抒情』『物語の向こうに時代が見える』(いずれも春秋社)、『老いの荷風』(白水社)などがある。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

※内容紹介、著者紹介は(株)日販図書館サービスおよび
(株)トーハンのデータです。